内容説明
商業・手工業・サービス業・医療・芸能…。女性は都市の多くの分野で活発に活動していた。ドイツを中心とした各地の具体的資料と豊富な図版で、実態を描き出す。
目次
第1章 都市の空気は人を自由にしたか―都市に暮らす女性。封建領主の支配をのがれる市民
第2章 女商人、その他いろいろな取引を行う女性たち
第3章 手仕事、その他町の仕事に従事する女性たち
第4章 都市法、結婚、家庭における女性の立場
第5章 宗教と信仰に生きる女性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきら
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読み物としては微妙。資料としても今ひとつ。途中で飽きた2014/05/15
紫暗
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中世全体というよりは中世盛期から後期にかけて、特にドイツを中心としたヨーロッパにおいて女性が経済にどのようにかかわっていたかが書かれています。当時のヨーロッパは国によっての違いが今ほどはっきりしていなかったにせよ、ドイツを中心に書かれているため、フランス、イタリア、イギリスではどうだったのかという疑問が残りました。とはいえ、女性が当時のヨーロッパでどのように扱われていたのかについて知るには、なかなか他に類書のない一冊だと思います。2013/02/08
陽香
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199305252012/05/20