政治と人生―中曽根康弘回顧録

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政治と人生―中曽根康弘回顧録

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062059817
  • NDC分類 289
  • Cコード C0095

内容説明

仕事師内閣を率い、行革を断行した、信念の政治家の渾身の生涯とその知られざる素顔―。わが政治、わが人生、わが妻。

目次

官邸の巨木―まえがきにかえて
第1章 三つ子の魂
第2章 海軍主計中尉
第3章 政治家への道
第4章 国家再建への挑戦
第5章 国際政治への開眼
第6章 政治舞台の人間模様
第7章 国務大臣となる
第8章 時間を殺す
第9章 政権の春秋
第10章 内閣総理大臣に就任
第11章 祖国・日本の行方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Pikatyuagarden

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・昭和16年(1941年)8月、海軍経理学校を卒業して、私は第一艦隊第六戦隊の旗艦、巡洋艦「青葉」に乗り組みを命じられた。三番艦「加古」、四番艦「古鷹」には、内務省で同期の早川崇、大村襄治君がいる。 ・一行でニューヨークへ旅行した際、セミナーのスポンサーの一人である老婦人の大邸宅に歓待された。私が挨拶すると、老婦人は「どこかで聞いた声だ」と言う。私が「ハーバードで公開演説をしました」と答えると、大きく頷き「そうです。セクシャル・アピール(性的魅力)のある声でした」と微笑んだ。私は満更でもなかった。2017/04/10

ノノ

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日本の政治家が書いた本としてかなり面白い部類だと思う。但し後書きにも書いてある通り回顧録としては内容が薄いので内容については何とも言えない。この本一冊だけで判断すべきてはないかも。2013/08/07

shiaruvy

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コメント予定

うーひー

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若い頃に描いたあるべき日本像と、そのために必要となる要素(中曽根の場合、憲法改正や原子力)を一貫して追求していた。様々な選択肢を前にして、一種のセンスでもって優劣を鮮やかに付けられる中曽根は、正直うまく行き過ぎているなと思うくらいに典型的かつ理想的な政治家人間だった。彼の人生論の部分で面白いなと思うのは、kill the time(キャリアの休息期間を設けていること)の話と、あと孤独を愛する部分。田舎の農家でひとり開拓するの楽しそう。2018/06/03

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