内容説明
零戦の強さと弱点、日本海軍の光と陰。命を賭けて闘った戦士たちへの鎮魂歌として、事実を余すところなく証言する歴史的一冊。世界的撃墜王が初めて明かす名機と勇士の全て。
目次
第1章 太平洋の覇者
第2章 零戦の隠し味
第3章 戦闘以前の問題
第4章 海軍戦闘機隊の悲劇
第5章 軍隊の要は戦闘にあり
第6章 零戦、運命の日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuhiro Yamori
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小5の頃に読んだ。何故覚えているかというと、俺みたいな子供が読んでいいのか、という妙な躊躇を感じたからだとおもうが、確信はない。人生に大きな変化をもたらす出会いであることを知るのは、10年が必要であった。
komaJ
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実家にあったので読みました。坂井三郎、名前は聞いたことがある、太平洋戦争時のエースパイロット。あの時代を生きて、戦って、生き抜き、さらにその後の人生で戦中を振り返り、分析できた人だからこそ書けた本だな。零戦のこと、戦い方、海軍のことと、多岐にわたる資料ともいえるかも。わりと断定的な物言いで書かれていて、読みやすかったが、戦闘シーンや零戦の解説の描写は、専門的用語も混じり分かりにくかった。読み応えもあり、総じておもしろかったです。2025/03/18