文士とっておきの話

文士とっておきの話

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062054287
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

遠藤周作、阿川弘之、志賀直哉、井伏鱒二…。作品でしか知らない、作家の知られざる素顔。名物文壇記者が愛情溢れる筆でつづった、文士45人のちょっといい話の数々。心あたたまるエッセイ集。

目次

狐狸庵3つの顔(遠藤周作)
海軍大尉の面目(阿川弘之)
不思議な時間(井伏鱒二)
今度は訂正してくれたまえ(志賀直哉)
融通無礙な大人(丹羽文雄)
婦唱夫随は夫唱婦随(三浦朱門・曽野綾子)
悠々と、しゃきしゃきと(宗左近・香)
ベンツの中の一期一会(中島健蔵・小林秀雄・山本健吉)
香典をたくさんよこしたまえ(川口松太郎)
スリッパで酒場へ(船山馨)
頭のよい寅さん(安部譲二)
泣き出した女性編集者(川端康成)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッツ

2
名物記者の金ヤンによる名文士達の裏話。堅苦しそうな文士達の素や意外な面が見えてくる。出てくる文士は、ほとんどが大物で、大物どころか本当の文壇の大家もおり興味深い。書かれた当時、既に亡くなっている文士についての著述が多く、それから20年経った今では、ほとんど亡くなっているか、半分墓に足を突っ込んでいる人ばかりだ。金ヤン自体かなり適当な人のようだから、このエッセイも適当なんだろうなと思ったが、江藤淳について最後の二行など、なかなか侮れない。2011/04/23

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