内容説明
恋・陰謀・宝探しそして復讐。全世界の読者に熱狂的に読みつがれてきた一大復讐奇譚の完訳を19世紀フランス語版の挿絵イラストとともに収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まあちゃん
21
長いけど、先が気になり夢中で読んでしまった。自分からすべてを奪った敵に復讐する。用意周到に。新聞小説だったそうだが、読者をひきつけて離さない魅力がすごい。最後に真実の愛を手に入れた伯爵。良かった!2016/02/07
BUMP of KeN
0
面白かったですね。長い時間を割いて読んだ価値はありました。モンテ・クリスト伯の台詞には幾つもの印象的なものがあって、その生き様と合わせて、私の好きな人物の一人になりそうです。一点気になったところは、メルセデスがアルベールと二人で旅立って以後の生活に対する絶望だったのですが、上流階級に暮らす人たちの感覚なのでしょうか。貧乏に身をやつすことがまるでこの世の終わりであるかのようなあの葛藤は、自分にはけして馴染むことの出来ない考えでした。2015/05/08
緋色
0
もう何度読み返したか分からない。 読み返した後になって、この重さがなければ外でも読めるのに・・・ ・・・ハッ!・・・ポチ・・・ 電子書籍でも購入してしまった・・・。2014/02/25
Masa03
0
重かった(物理的に) モンテ・クリスト伯。 アレクサンドル・デュマの代表作ながら、読んでいなかったので、図書館で借りて読了。 まぁ、ストーリーはWikipediaと漫画で知っていたので、どうということはないものの、構成力に驚愕した、としか言いようがない。 これだけの大作なら、そりゃあ、後世の様々な作品に影響を与えているのは当然だし、とても160年以上前に書かれた小説とは思えない面白さに、ただただ感嘆するばかりだ。2018/09/15