内容説明
レンタカーを駆って、パリからスペイン・モナコ・イタリアへ。ちょっと気になる小さな町、見知らぬ村へも立ち寄ってみた。旅してリフレッシュする楽しみがあふれ出る書き下ろし絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとか
38
料理家平野レミさんの家族旅行日記✈️まずはフランスから、スペイン、モナコ、イタリアと旅は続く。現地のアテンドに上げ膳据え膳おまかせ旅だったのと、執筆が1989年というのもあり、ところどころで引っ掛かりを感じるが、サラッと読むにはいいと思う。日記と挿絵で(スケッチみたいな)構成されており、現地に行ったことがないとなかなか風景を想像できないだろうな〜1枚ぐらい写真入れてもよかったのに。。。まぁ細かいことを気にせず読むとそれなりに楽しい一冊📕 2022/03/07
plum
5
和田誠のイラストと関原彰;ドライバー&通訳&写真家の写真,中学生と小学生二人の息子,唱と率も含めての旅の(味の)記録で,温度を感じることのできる本であった。センスの良い料理人のいる料理屋の記述と写真が秀逸。伝統スタイルで提供される食事(フランス)の安定感。2017/04/01
patapon
4
1989年7月25日から8月18日にかけて、フランス・スペイン・イタリアを車で家族旅行した記録です。旅のセッティング兼ドライバー兼写真家として関原さんも一緒なのですが、写真はなくて残念。レミさんのキャラクターに比べると文章だとあっさりした感じですが家族のひと夏の記録として楽しみました。2024/06/11
Lilas
3
少し前に見に行った「和田誠展」にこの本が展示してあって、なんだかピンときて読んだ。正解、とても楽しかった。フランス、スペイン、イタリアを自分たちのペースで巡る旅、フランスのさわやかな暑さとか、スペインの強い陽射しが感じられてああ、いいなぁ〜。平野レミってちょっと賑やかすぎる印象を持っていたのだけれど、この本を読んでチャーミングだなぁと思いました。2021/10/21
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
3
☆×4.5…一家でのヨーロッパでの旅を絵日記にしたもの。ちゃっかり息子さんがイラストを書いているのもあります。というか、私よりも絵がうまいです…参りました。それと色いろんな場所に行っていますね。闘牛も見ていますし、サーカスにも行っていたりと…私はいまだに海外に行ったことがないのでちょっとイメージしつつ読んでみました。あとパスタも食べてみたいなぁ…いろいろな欲が起きてしまう日記でした。2010/10/05