内容説明
F1メカニックただ1人の日本人・津山哲夫が語る、F‐1GPドキュメント。
目次
春(F1カーニバル・リオの前夜祭;開幕戦の風雲児我らがアレックス;コンペティションに踊るベネトンカンツォーネ!;イリュージョン街のチャンピオン;ターボサーキットに満延する呪縛霊)
夏(酔っぱらいボーイズの大騒ぎツアー;地中海を舞台に始まるシナリオ劇;ドラマテッィク・レイン;東欧にて、NA台頭記)
秋(スパの森を射抜くカラフルな弾丸;モンツァの森の精からレクイエムを…;ブラックフラッグが勝負のダイス;ポルトワインの宵の口;スペイン彷徨編)
冬(グッバイ・テリー 最後のアデレード)
エピローグ(ワールドチャンプ・エヤトン・セナ;異文化への挑戦;僕の中の子供)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DSS
2
★★☆☆☆ 1988年のシーズンの話,ちょっとだけF1を見始めた頃だ。 マクラーレンホンダの15戦優勝。残りの1戦はベルガーがフェラーリに乗ってモンツァで勝つという小説にも書かないという内容。 前作で文才あると思ったが,ちょっと調子に乗ってる感じ(笑) 情緒的な文になってる。似合わない。 ベストカーで連載してた記事らしい。 この時代にF1のメカニックの連載なんて粋だね。 他に載せる物がなかったんだろうけど。2022/08/09
washa46
0
1988年のF1でベネトンチームのメカニックを勤める著者の目線で見た転戦記… 結果は判っていてもレースに挑む過程など現場の臨場感は読んでいて楽しい… この年はマクラーレンの圧勝の年… と言うより違うカテゴリーでレースしているような状況だったそうで… 『他人の文化を自分の文化同様に大切にできるかどうかなのだ』 F1という文化や歴史に参加する上で心に留めて置かないと単なるブームで終わってしまうのでは?という著者の言葉はその世界に長く居たからこそ強い説得力がある… 2020/09/10
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