内容説明
寂しいからこそあたたかさを求め、苦しいからこそ明るさを求め、みにくいからこそ美しいものを求めながら、どこまでゆけるかはわからない心の旅。躓いても、倒れても少しずつ、歩いてゆけたなら…。
目次
心の旅(夢にはあらず;雲海;あれがパリの灯;セーヌは流れ;栄華は語る;美しい街;ローマへ ほか)
少年(教会の灯;母の涙;新しき友;トンネルをぬけて;母を呼ぶ;父の決意;ある日の会話から)
心やさしき(同級生;お歳暮;しのぶちゃんのセーター;雪の朝;療友;再会;瀬戸蔵の小さな窓に;蕎麦の花)
共に歩む(私のクリスタマス;成人式;衝撃;ヴェロニカの花;紫陽花忌)
風のかたみ(沙羅双樹;捨てたロザリオ;風のいろ;空が消える;老いてゆく村;鴇色の空;詫びる心)
祈りをこめて(愛は哀しく;カタクリの花;看護学会;看護婦さんへの手紙;夜桜;温もりを感じながら)
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