目次
青春の伝説―ポール・ニザンと『アデン・アラビア』
清潔な儀式―東京オリンピック
日本SFの誕生―批判的科学の構想力
「魔球」のゆくえ―野球のイデオロギー批判のために
丸山真男と『日本の思想』―決断と「古層」
〈逃亡者〉の肖像―テレビのなかの〈アメリカ〉
高橋和巳と『わが解体』―メランコリーのかなたへ
ヨッパライはどこへ行った―フォーク・クルセダーズの軌跡
大島渚との遭遇―論難と挑発の果てに
〈幻想〉としての吉本隆明―『共同幻想論』再読
『「甘え」の構造』の構造―日本人論を解体する
「編集後記」の研究―黒子たちの60年代
アメリカの子どもたち―対抗文化のひとつの起源
詩は、街中にあり―美しき5月のパリ
造反には道理がある―「理念」の崩壊について