内容説明
天才織田信長に仕える弱き者たちの論理と生きざま。村重、光秀、秀吉の心に揺らめく反逆の光。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
6
遠藤周作がこんな歴史物を書いていたとは驚きだった。荒木村重の「反逆」を読んでいくと、数年前、テレビ大河ドラマでやっていたことを思い出してきた。村重役の俳優の顔や台詞が次々に現れてきた。信長への反逆が秀吉・光秀とともに対比されて展開していく。・・下巻にますます期待!2017/04/07
ちゃこ
3
織田信長に反逆した人物を主題にした小説。上巻は荒木村重が信長に仕えてから謀反に至るまで。松永久秀の反乱も描かれている。 村重の謀反は「播磨灘物語」(司馬遼太郎)などでも触れられているが、彼をメインに取り上げた小説を読むのは初めてなので新鮮かつ興味深い。続きが気になるので、細かい感想は下巻で。2013/08/10
二分五厘
0
1989.12.5
しろ
0
信長に反逆した人達。この巻では荒木村重。2009/02/21