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内容説明
昭和５６年秋。日本ではじめて硬式の野球に、風疹児といわれるろう者だけのチームの参加が認められた。学校は、開校してからむこう６年間しか存立しない。今年度入学する生徒の１回生のみが、６年間をそのまま進級していき、彼らの卒業とともに廃校になる。沖縄の母を突如襲った三日ばしかの猛威。難聴の風疹児たちは、北城ろう学校で、初めて「甲子園」と出会う。はかりしれぬハンディを乗越えた球児の鮮やかな旅立ち！特別書下ろし、感動的ノンフィクション。
目次
１ 赴任
２ 誕生
３ うつる
４ 北城ろう学校
５ 野球部結成
６ 高野連
７ はじめての試合
８ 冬
９ 遙かなる甲子園
１０ はじめての一勝
１１ 最後の試合
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