網走発遙かなり

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網走発遙かなり

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062032605
  • NDC分類 913.6

内容説明

昭和20年、雪の夜の湧網線(ゆうもうせん)で起こった悲劇。父の奇怪な死の謎が、歴史の闇をくぐり、今、同じ場所で、実の息子の前に再現される!

目次

丘の上
化石の街
乱歩の幻影
網走発遙かなり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

60
追い詰められた思考や嗜好から少しずつ狂気に侵されていく登場人物に少しずつ共通項が出て来る連作短編。東京ばかりで網走は何処?思ってたら、表題作で一気に回収される。大半の舞台が東京なのに時代のせいか、文体のせいか、何故か幻想的に見えてしまう。でも、この作品の女性陣怖くない?2024/02/03

アクセプター

2
笠井老人の物語。今回は江戸川乱歩氏まで登場で楽しかった。しかし、島田氏の描く女性は結構怖い。男性一人を独占する為に7年服役するって執念が鳥肌もの2013/08/18

ベック

1
けっしゃく!

Arte

1
最初の話の、夫が失業して、自分は小学1年生の子がいるから働きに行けないから1400万のローンが払えないっていう女、あり得ない。と思ったら1989年の作品だった。のどかな時代だ。 2009/11/24

0
★★1/2

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