熊本地震4.16 あの日僕たちは―LINEでつないだ避難所運営の記録

熊本地震4.16 あの日僕たちは―LINEでつないだ避難所運営の記録

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  • サイズ A5判/ページ数 105p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908313486
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

内容説明

そのとき学生たちは―LINEを駆使してひたすら奔走した彼らの足あと。

目次

第1章 熊本地震の状況と大学の概要(熊本地震を受けて―本書概要;熊本地震と熊本県立大学の動き(時系列)
熊本県立大学周辺地図・大学地図
LINEログ上の主な登場人物
主な用語解説)
第2章 熊本地震4.16 あの日僕たちは(LINE交信記録)(配給;トイレ;誘導)
第3章 避難所の運営とマニュアルについて(大学生の強みを生かしてどのように行動したのか;避難所運営LINEグループ誕生の流れ;LINEグループによる情報伝達;ノート機能について;LINEを利用した避難所運営のルール)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海燕

6
本震(2度目の震度7)の後、熊本県立大の学生たちが、市の避難所に指定されているわけではないキャンパスに大勢の住民が避難してくる中、食料の配給、車両誘導などに手探りで取り組む様子を、当時のLINEのやり取りをそのまま提示することで再現した。災害対応に関しては全く素人の学生だが、LINEに親しんでいる世代だけに、うまく情報共有のツールとして活用できたのだろう。大人(大学職員)ももっと絡めた方が、より上手く取り回せたと思う。ただLINEそのままなので、リアル感は十分あるが、全て目を通すのも骨が折れる。2023/05/14

だっしゅ

1
Yahoo!ニュースの記事を読んで衝動買いした。本書は熊本県立大学(熊本地震での指定緊急避難場所)での避難所運営の状況を当時のLINEの交信記録から伝えるもので、当時の切迫した状況、混乱した状況が伝わってきた。出版の意図は「これからも起こるであろう様々な災害における避難所運営において少しでも参考になれば」との考えにあったようだけれど、避難所運営に限らず、広く危機対応を考える上でも参考になることが多い。LINEのログが歴史学研究における史料のように使われているのも新鮮だった。2019/04/18

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