内容説明
手紙はドラマであり生活であり人間である。手紙が書けなくなった時代に贈る知的実用書!
目次
現代手紙事情(おしゃべりの延長;なぜ手紙を書かないか;手紙は社会生活の第一条件;フランス人は手紙好き ほか)
心を伝える手紙(お歳暮と年賀状;お中元と暑中見舞い;「おめでとう」の心と言葉 ほか)
歴史を語る手紙(親鸞の勘当の手紙;手紙に見る秀吉夫人;利休切腹のナゾを解く;伊達政宗の鶺鴒の花押;芭蕉の借金の手紙;竜馬から土佐の姉へ;哲学少年、藤村操の恋人;天皇の手紙;マッカーサーの日本人12歳説 ほか)
愛を言葉にする手紙(旅先のモンテーニュから妻へ;新渡戸稲造と母;小泉信三博士から娘へ;広瀬中佐、ロシアからの手紙;アインシュタインのユーモア;恋文;チェーホフと伏せられた文字 ほか)
人柄が偲ばれる手紙(筆まめだった福沢諭吉;学生時代の漱石と子規;鴎外から妻へ;露伴、アンケートに答える;宮沢賢治の手紙;啄木の借金の手紙;中勘助「妙子への手紙」;山本有三の婚約;山本周五郎の身辺雑記;志賀直哉の2千8百余通;芥川比呂志、没年の賀状;荒畑寒村と山、妻、犬 ほか)
感想・レビュー
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- 洋書
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