人それを俳句と呼ぶ―新興俳句から高柳重信へ

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  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806047780
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C1095

目次

ラジオのように―COMME A LA RADIO
青い街―松本竣介と街と新興俳句
地獄絵の賦―地獄絵から戦火想望俳句へ
煙突の見える俳句―林田紀音夫と煙突と日本映画
『密告』前後譚―小堺昭三『密告』と西東三鬼名誉回復裁判の経緯
ドノゴオトンカ考―高柳重信の出発
月下の伯爵―リラダンと重信

著者等紹介

今泉康弘[イマイズミヤスヒロ]
1967年、群馬県桐生市生まれ。中学生の時に寺山修司を読んで短詩型に興味を持つ。1984年、桐生高校俳句クラブにて俳句を作り始める。顧問・林桂により高柳重信の多行作品を教わる。同クラブには山田耕司がいた。1987年、「未定」入会。同会にて澤好摩により、渡邊白泉の魅力を教わる。1989年、第2回「俳句空間」新人賞受賞。1991年、「円錐」入会。同年、法政大学大学院日本文学科に入学、松田修により近世文学・異端文学を教わる。また、同大学院にて上野昂志により映画批評を教わる。2010年、第12回「俳句界」評論賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かふ

8
有季定型の俳句ではなく、戦時中に新興俳句が弾圧され、戦後にもその後遺症のようなスパイ事件があったりして、著者は絵画や映画から新興俳句を論じ、高柳重信の多行俳句の解釈をしていく。それも俳句の姿だというのだが俳句がイメージによる短詩であることを解説していく。高柳重信への興味が一気に開花していくような読書であった。2024/04/27

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