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内容説明
イメージの旅でたどる日本文化の深層。「もの」とイメージが投げかける想像力の世界。日本人は「もの」を媒介にどのように世界を解釈してきたか。―「イメージの狩人」の思索行。
目次
塩―地の塩に乾杯
湯―躍動するイメージ
釜―威厳にみちた容器
箪笥―空間を二重化する
屏風―折りたたむ絵画
橋―異界をつなぐ
味噌―不定形の始源
針―女の哀しい想い
糊―雀はなぜ舌を切られたか
籠―こもりの空間
束子―掃除の神話性
鈴―男女のかけ合い
錐―ラセン状の運動
窓の詩学―万象を映す