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内容説明
日本は世界一富める国になった。しかし、世界から袋だたきにあい、個人は少しも豊かではない。戦後40年のすべての矛盾をイッキに打破し、国際社会の一員として真に豊かな国家を実現する衝撃のプロポーザル。
目次
第1章 国境が消えた
第2章 富める日本・貧しさの構造
第3章 第三次農地解放
第4章 民主主義の錯覚
第5章 自民党の改革
第6章 私の臨調・私の行革
第7章 新しい国富論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
10
これは単行本、高校生くらいの時に読んだのですが、全く感心しませんでした。 後々に私の勤務先となった某中堅損保(吸収合併済みで消滅)もマッキンゼーに相談したりしていましたが、この人物が長らく社長をしていたようなコンサルティング会社に相談するのは本当に無駄だろうと思い、実際やはりその通りでした。 提言内容、陳腐で、読むだけ無駄だなと、当時、この1冊でやめましたが、日本のサラリーマン、好きだったようなんで……そんなだからニッポン会社ムラ、全体で傾いたんでしょうね。 読むまでもない屑本でしたよ。以上です。1986/12/30
ゴリゾウ
0
三浦さんから頂く。/真のマジョリティのための最大の方策が「第三次農地開放」だ。これにより土地の値は5分の1になり、内需が拡大し・・『帯』#2541982/02/01
ponte
0
以下備忘録。 ・多数(サイレントマジョリティ)の利益が、少数(ノイジーマイノリティー)の犠牲になっている。 ・日本では、提案した考え方や主旨に反論せず、人を批判する。 ・アメリカとの貿易不均衡は、アメリカ企業が相手国に生産拠点を移して、そこで作られた製品を米国に輸入していることが原因で生じていることが大きい。 ・貿易問題の本質的な理解は、企業活動に国境がなくなったこと。 ・フランス革命においては、貴族から民衆に主権を移す、ことが目的であり、民衆が正しい政治を行えるかどうかは、別の議論が必要。2020/03/30