内容説明
GHQマル秘文書が明かす、恐るべき新事実の数々。アメリカのジャーナリストが、7年の歳月をかけて掘り起こした極秘資料とは?公文書が物語る、闇取引の信じがたい実例!
目次
第1部 謎につつまれた事件の行方(「帝銀事件」発生;GHQによる日本警察の大改革;平沢の逮捕;平沢、余罪を自白する;山田弁護士、勾留延長の違法性を主張;「平沢自白」への疑問;自白を全面否定する;第1審判決「有罪、死刑に処す」;第2審、死刑確定判決;第17次再審請求棄却)
第2部 GHQ文書が明かす新事実(「帝国銀行殺人事件」ファイルの発見;疑惑の人物、松井蔚博士;平沢は報道と法務省のメンツの犠牲者か;暴かれた旧731部隊の謀略活動;帝銀事件は占領政策の犠牲なのか;宮城刑務所に平沢を訪ねる;警察による被疑者虐待はあったのか)
第3部 真実を求める叫び(帝銀事件の犯人像;司法民主化への遠い道のり;旧731部隊をめぐる米ソの暗躍)ほか