感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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社会学者・川上源太郎先生の1985年の著作。 世界救世教教祖の評伝、あるいは世界救世教の教義を解説したものかと思って、読み始めましたが、全然違いました。 基本的には社会学的な内容が書かれています。 川上先生の論を強固にするように、岡田教祖が説かれた言葉が引用される、という感じです。 全体的に、1985年当時の社会情勢に基づいた内容なので、2021年に読むには古びた内容ではありますが、社会問題を、社会学と宗教的な視点で見渡す、というのは、今の世の中のスピリチュアルとはだいぶ違う味わいがありました。2021/07/05
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