講談社KK文庫<br> 学校の怪談

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講談社KK文庫
学校の怪談

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061990067
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8239

出版社内容情報

学校にうごめく妖怪たちのこわ~い話を満載トイレの「花子さん」美術室の「モナリザの手」など、子供たちの間で噂されている多彩な学校の怪談に加えて「人面犬」「口さけ女」他現代の妖怪の話を多数紹介。   小学中級から

内容説明

放課後、だれもいない学校のあちこちで、ほら、コトコトと音がきこえるよ。理科室のガイコツがうごきだし、トイレには、「花子さん」があらわれる。そのほか、「人面魚」など、こわ~い話がいっぱい。

目次

教室の怪談(美術室・図工室;音楽室;理科室;トイレの怪談)
運動場の怪談(体育館;プール;校庭)
現代の妖怪と怪談(口さけ女;人面犬;タクシーの怪談;おまえだ!)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

102
よかった。小学生くらいの頃に読んでいたのが電子書籍で販売されていたので懐かしすぎて購読。けっこう内容を覚えていたのにびっくりしたし、多分子供の頃には読み飛ばしてしまっていたんだろうけれど、ちゃんと著者の先生による怪談噺の分析みたいなものもしっかり書かれていて、そこらへんは新鮮に読めた。あと今見ても挿絵がこわい。明らかに今の私の趣味嗜好のルールの1つになっている本。2023/01/19

mitei

47
昔からよく読んでた怪談シリーズ。懐かしみながら読めた。2013/10/12

へくとぱすかる

39
発生する場所が学級の教室ではなくて、トイレが非常に多く、図工室・音楽室・理科室など、特別教室に偏っていることが、学校の怪談の特徴であり、それがなぜなのかと不思議さも感じる。まさに流行のさなかに発行された本。著者はこのジャンルでは有名であり、ブームの中心になったと言えるだろう。そのものズバリのタイトルであり、「学校の怪談」とはどんなものなのか、その基本を紹介してくれる。学校だけでなく、口裂け女・人面犬・タクシーの怪談なども載っている。2012年に45刷を重ね、非常に長く子どもに愛された本なのだとわかる。2023/09/30

魅乃乎minoco19860125

11
学校の怪談といえば、もはやこれでしょう。子供向け児童文学ながら、挿し絵や写真が大人本顔負けのかっこよさ、妥協無きじっくり来る和製ホラーの雰囲気、子供ながら、ほんとにジワジワ来る怖さがこのシリーズにはあったなぁ、、、大好きだった。これを越える児童ホラー小説は無いと断言します。

猪子

10
ザ・学校の怪談。興味深かったのは昔から似たような怪異があった、という話を引用しているとこ。人面犬の元ネタだと思われる映画が紹介されていたのも面白い。本文中では「ボディ・スナッチャーズ」(93年公開)とあるけど初版が90年の本なので「SF/ボディ・スナッチャー」(78年公開)の方なんじゃないかと思う。どちらにせよ映画を観てみたい。2022/07/14

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