講談社文芸文庫
ザ・ダルマ・バムズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 497p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061984899
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

一九五〇年代のアメリカに擡頭した“ビート・ジェネレーション”の旗手ジャック・ケルアックとゲリー・スナイダー。二人を投影したレイ・スミスとジェフィ・ライダーの出会い、友情、禅的至福を求めた精神的放浪、そして離別までを描いた自伝的青春物語。「あらゆる個性が失われ、あらゆる驚異が死んでしまったこの現代社会を離れて、文明の源流に溯り、その暗黒の奥底にひそむ神秘を探り出さんがために」元祖ヒッピー達が行く。

著者等紹介

ケルアック,ジャック[ケルアック,ジャック][Kerouac,Jack]
1922・3・12~69・10・21。アメリカの作家。マサチューセッツ州ロウエル生まれ。コロンビア大学中退。第二次世界大戦後、アメリカ全土を放浪する。物質文明を否定し、個性や人間性を回復しようとする“ビート・ジェネレーション”の運動にかかわり、スナイダーやギンスバーグらと知り合う。1957年『オン・ザ・ロード』を発表し、一躍文壇の寵児となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壮の字

34
「ダルマ」は禅僧の達磨、「バムズ」は浮浪者たち。タイトルとおりに、放浪し、坐り、瞑想する。呑み、暴れ、禅問答する。アメリカ文学の傑作『オン・ザ・ロード』の著者、ジャック・ケルアック。彼と詩人ゲリー・スナイダーら仲間達の実体験をほどんどそのまま物語にしたもの。バックパッカー、あるいはただの浮浪者の話しがえんえんと続く。辛かった。ただ物語の最初と最後、高山に登って瞑想するシーンは存分に楽しめた。マッターホーン峰(カリフォルニア州)と荒寥峰(ワシントン州)。高山はいいな。ひとりで登りたくなる。2015/10/10

よつか

14
著者の生き写しである主人公レイと、禅の道を往く友人ジェフィのアメリカ放浪記。仏教という割と馴染み深いテーマが含まれているからか、同作者の『路上』よりもサクサク読めた気がします。果てしなく続く道路や険しい山を揚々と進むジェフィとそれに弱音を吐きながらもついて行くレイの友情は読んでいて心地よいものでした。あと食事の描写が淡々としていながらもとても美味しそう。思わずクラッカーとサラミとチーズをリュックに詰めて遠くへ出かけたくなる一冊です。2014/05/24

たゆむ

5
西海岸その他の雄大な自然を愛する描写が多い。 外の国から見た、仏教が色々な角度から解釈されていて面白かった。 仲間との馬鹿騒ぎ、語らい、ヒッチハイク、野宿、孤独、山火事監視人の仕事。 放浪の果てに見たものは何だったんだろう。 2014/05/03

Ernest

2
物欲から離れて生きる、悟りを開く、自然へ帰る、とかいう話は何でこんなに面白いかな。尊敬する友達とバックパックで山に行って、キャンプするとう描写を読むだけでワクワクさせられた。確かにテレビとかによって皆が同じものを見てるっていう状態は気持ち悪いよなあ。なるべく物欲から離れるようにしたい。シンプルなジェフィの生活に憧れる。ジェフィは本当にヒーローだな。あまり気の張った本でなくて、終始楽しんで読めた。2014/02/21

ぴらるく

1
 大自然の中に日の出を見る朝も、ひどい二日酔いと残った酒の匂いに目覚める朝も、等しく無なのである。ジョイス、プル-スト、ジャックロンドン、ソロ-、ジョンミュール2015/12/15

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