内容説明
茶陶の伝統と現代性が共存する古窯の唐津、綺麗寂の上野・高取、茶碗の萩、歴史、陶技、鑑賞法を名品で紹介します。かつて海を隔てた大陸より陶技を習得し、さらに茶道の洗練を受け、茶陶を代表するまでになった、西の国の4つのやきものは、伝統技法を生かしつつ、今も変化し続ける、陶芸界でも注目の存在。
目次
唐津(水指;茶碗;絵唐津の文様;現代の唐津焼;唐津の歴史と陶技 ほか)
上野(茶入;花生;現代の上野焼;上野焼に見る様々な技法 ほか)
高取(茶壺;茶碗;現代の上野・高取風景;上野・高取―埋もれた窯と人;現代の高取焼;上野焼に盛る ほか)
萩(萩に見る技法八選;現代の萩焼;萩焼―その歴史と特色と現代;置物;現代の萩風景 ほか)