出版社内容情報
講談社児童文学新人賞出身作家の最新作のテーマは剣道。「根性なしとビビり」の二人は剣を交え、互いをライバルだと認め合っていく。講談社児童文学新人賞出身作家の最新作。バドミントンに熱くなる中学生たちを描いた『マイナス・ヒーロー』の落合由佳が、次に選んだテーマは「剣道」!
熊のような巨体の阿久津善太が、小学校の六年間、飽きずに続けてこられた唯一のこと、それが剣道だった。授業で、もう一人の剣道経験者で、転校してきて間もない蓮見宝と模範試合をすることになったが、小柄でおどおどしてばかりの宝に、善太はあざやかに「抜き胴」を決められてしまう。
クラスでは「根性なしとビビり」と、からかいの対象となっている善太と宝だが、くすのき剣道クラブで剣を交えるうちに、自分の意志で剣道と向き合うことでたくましく成長し、体格も性格も違う二人が互いをかけがえのないライバルとして意識するようになっていく――。
スポーツ小説の王道中の王道、「ライバルとの切磋琢磨」を描きつつ、小学生たちのリアルな息づかいが防具越しに聞こえてくるかのような力作です。
落合 由佳[オチアイ ユカ]
著・文・その他
内容説明
熊のような巨体の阿久津善太は、授業で、もう一人の剣道経験者、蓮見宝と模範試合をすることになるが、小柄でおどおどしている宝に、あざやかに「抜き胴」を決められてしまった。クラスの中では「根性なしとビビり」と、からかわれている善太と宝は、剣を交えるうちに互いをかけがえのないライバルとして意識するようになっていく。
著者等紹介
落合由佳[オチアイユカ]
1984年、栃木県生まれ。法政大学卒業後、会社勤務などを経て、2016年、バドミントンに打ち込む中学生たちを描いた「マイナス・ヒーロー」で第五十七回講談社児童文学新人賞佳作に入選。翌年、同タイトルのデビュー作を出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomtom
izw
ねこ
頼ちゃん
Sanchai