講談社文芸文庫<br> 日本文壇史〈23〉大正文学の擡頭

  • ポイントキャンペーン

講談社文芸文庫
日本文壇史〈23〉大正文学の擡頭

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 306,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061976283
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

内容説明

『行人』連載中、三たび胃潰瘍に倒れた漱石の推薦で「朝日」に無名の中勘助『銀の匙』載る。大正三年、第三次「新思潮」創刊。漱石『こころ』岩波書店より刊。蘆花『黒い眼と茶色の目』刊。四年、萩原朔太郎、室生犀星「卓上噴水」創刊。第一次大戦下のパリの藤村、軍医総監鴎外の日々。「カチューシャの唄」一世を風靡。若き菊池寛、芥川龍之介、倉田百三ら。長塚節の死。五年、「青鞜」終焉。大正文学擡頭と明治文壇の関係を観る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rbyawa

1
k010、こう言ったらなんだけど「依頼があっただけで文壇の頂点に至る志賀直哉」と「世間に広く認められないと落伍者扱いされる新思潮」が直近で出てくるのはさすがにちょっと…。いや、著者の瀬沼さんの属している大正文学研究会の存在を最近知りまして、まだ全然マシ、まだ全然…となりましたが、まあやっぱり影響はあるんだなとしみじみ。伊藤さんの時も資料しっかりしてるわりになんか、と思ってたけどそれもしょうがない先輩たちがいた。てか新思潮からを大正文学としたんだな瀬沼さん…。でも学生のうちに商業仕事受けたら誉めてあげて…。2020/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2409443
  • ご注意事項

最近チェックした商品