講談社文芸文庫<br> 河岸の古本屋―現代日本のエッセイ

講談社文芸文庫
河岸の古本屋―現代日本のエッセイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 357p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061962934
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

古本屋のない町は文化の低い町とみる著者が、パリのセーヌ河岸の古本屋(ブキニスト)の盛衰を心情込めて語る『河岸の古本屋』。「誤訳の楽しみ」など十二章に綴る魅力溢れる読書論『本とつき合う法』。日本人の人生観、パリでの青春の日の見聞、日本の文壇人の想い出、大学教育の危機等。血肉を通してフランスのモラリストを深く研究した著者の多彩な文学活動を示す、滋味豊かなエッセイ集。

目次

人間風景(人は一代では終らない;日本人のユーモア;われわれのユーモア感覚 ほか)
本とつき合う法(なつかしい原書;古本屋の楽しみ;本とつき合う法 ほか)
パリ今昔(パリの芝居;河岸の古本屋;フォリ・ベルジェールの歴史 ほか)
人と作品(吉川英治さんの思い出;家庭小説としての獅子文学;志賀先生の思い出 ほか)
学生と教育(入学試験;卒業式;東大は諸悪の根源 ほか)
斜めの世界(日本語の海外普及;京みやげ;苦労を積む ほか)

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