講談社文芸文庫<br> 甲乙丙丁〈上〉

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講談社文芸文庫
甲乙丙丁〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 717p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784061961234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

64年春、日本統計資料社に勤める津田貞一に、出勤停止、アカハタ配布停止がもたらされる。貞一と、30年代からの交流のある、もう一人の主人公、党中央委員、田中榊は、嘗て参議院議員でもあり、作家でもある。合法、非合法、半合法、戦前・戦中・戦後を、時代の良心として、精一杯生きぬいた中野重治が、党および人との諸問題を、良心の底をもつき貫いて語った巨大な文学的記念碑。良心の底を自ら抉る著者の野間文芸賞受賞の大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つばな

1
日本共産党の歴史を知らなさ過ぎて色々分からなすぎるのだが、それでも面白かった。ちゃんと勉強してから読んだらもっと面白いだろう。党も変質していくし、また中野自身も知らず変質していくことを、なんとか誠実に書き切ろうとしている。2020/06/26

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