講談社文芸文庫<br> 硝子障子のシルエット―葉篇小説集

講談社文芸文庫
硝子障子のシルエット―葉篇小説集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784061960589
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

平穏な日常のありふれた出来事。その空間で交錯する家族の心…精神を畏縮させる危うさが、深く、妖しく、秀明に映し出される。窓の硝子越しに見えるオーバーの影絵。魂の抜けたぬけがらの自分。表題作「硝子障子のシルエット」ほか珠玉の30篇を収める葉篇小説集。毎日出版文化賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

5
夢、戦争、家族…島尾作品の重要なテーマ達。個人的には夢ものが好みだが、そこにも戦争や家族が色濃く現れる。島尾氏の引き裂かれた精神から表出される文章に引き込まれ、一気に読んでしまう。あとがきをミホさんが書いているのにはちょっとうんざりしてしまいました…2017/02/09

あかふく

3
日常を虚構化みたいなありがちなところしか感じられない程度に素朴に読む。しかし島尾敏雄は定期的に「あれ?」といえ文章を書いてしまうように思える。「体験」は開いた瞬間におっ、となったけれど、上手くハマっていないので残念。2013/04/26

メルコ

2
久しぶりに島尾敏雄を手に取る。身の回りの出来事、動物などを扱った小品集。一見軽いモチーフのものが多いが、こんな可愛らしい小品もあるのかと新鮮に感じた。2014/08/19

龍國竣/リュウゴク

2
「非超現実主義的な超現実主義の覚え書」に掲載された表題作を含む葉篇小説集。その短さにより、しつこさは鳴りを潜め、余韻のある秀作に仕上がっている。夢、家族の対話、動物との交流の三種に分けられる。犬に噛まれ、鶏や猫を飼った体験が繰り返し綴られる。2013/11/01

トックン

2
秋山駿さんが解説の中で、本書は島尾さんの芸術家志向をよく表していると評していたが、自分はそれに首肯しかねる。島尾さんの小品は、基本的に日常に潜む不安定感のようなものを描き出すことに主眼を置いているのではないのか、というのが自分の意見だ。2013/04/16

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