おはなし12か月<br> 雨がしくしく、ふった日は―6月のおはなし

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おはなし12か月
雨がしくしく、ふった日は―6月のおはなし

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  • サイズ A5判/ページ数 80p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784061957428
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

雨ふりの日、しくしく泣いているのはだあれ? クマのまーくんは、じっとしていられず、外へ出かけます。森絵都さんの「雨」の童話。つゆの日々、雨がふるたびに「しとしと」が「しくしく」に聞こえ、だれかがどこかで泣いている気がしてじっとしていられないクマのまーくん。
雨の中をさんぽし、泣いているあじさいやかたつむり、人間の女の子をはげましてまわります。そのはげましかたがどこか抜けていて、いつもへんてこな結末に。
それでも本人は大まじめ、雨が降るたびに大いそがしなのです。
しかし、まーくんのがんばりで、みんながどんどん笑顔になっても、なかなか「しくしく」の音はやみません。
いったい、だれが泣いているの?
あいすべきクマ、まーくんと雨とおともだちのおはなし。

森 絵都[モリ エト]
著・文・その他

たかお ゆうこ[タカオ ユウコ]
著・文・その他

内容説明

しくしくしくしく、しくしくしくしく。ああ、気になってたまらない!くまのマーくんは、なき声のぬしをさがしに行きました。

著者等紹介

森絵都[モリエト]
1968年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。講談社児童文学新人賞を受賞した『リズム』でデビュー、同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞と産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞、『カラフル』で産経児童出版文化賞、『DIVE!!』(全4巻)で小学館児童出版文化賞、『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞を受賞

たかおゆうこ[タカオユウコ]
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。玩具メーカーの企画デザイン室を経て、渡米。カリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

85
この季節にピッタリの絵本!クマのマーくんのピュア過ぎるハートに「キュン♥」とした♪マーくんの純粋無垢な思いやりが、微笑ましくも愛らしく、読んでいてほっこりした♪忘れかけていた童心を思い出させてくれるような内容で、ハッとしたり、懐かしかったり、温かい気持ちになったりした。自由な発想と素敵な言い回しが「さすが森さん!」って感じで、感嘆した☆たかおゆうこさんの絵も淡くて綺麗で優しくて可愛らしいので、気に入った♪タイトルもモクモクとした雲みたいで、雰囲気出てる!子供と一緒に読みたい本だわ☆2013/06/15

たんたん(休みます)

59
☆梅雨入りですね、少しでも明るい梅雨になりますように。くまのマーくんは森いちばんの泣き虫さん。悲しい気持ちがわかるから、しくしく泣いてる人を放っておけない。他の花と色が違う事を泣いているあじさいにマーくんは「きみはきみだしいいじゃない」と言いました。私はマーくんいいこと言うね!と思ったけど、返ってきた言葉は「自分だけ色が違っても平気なの?」ズキッときた。レモン色の私、灰色の私…嫌だ。軽々しい慰めは時に相手を傷つけるんだ。そして、マーくんがあじさいにしてあげたことは…。今年の梅雨は私も人に優しくなれるかな。2016/06/09

anne@灯れ松明の火

34
読友さんご紹介。遠い方で。今はなくなった地域SNSで、「クマのマーくん」と呼ばれていた私。読友さんの感想で、クマのマーくんの話と知り、これは読まねば!と♪ しとしと降る雨の音が、しくしくと聞こえ、誰かが泣いていると落ち着かなくなる、優しいマーくん。泣いている人のために、一生懸命になるマーくんに温かい気持になる。一緒にでんぐりがえりしたくなる♪ 森絵都さんは児童書もいい〜♪ たかおゆうこさんの絵もとてもいい! ほかのクマと違う色のくだりは、この絵がなかったら効果半減! 2017/09/05

ほのぼの

31
講談社「おはなし12か月」シリーズ。6月のおはなしの作者は森絵都さん。しとしと雨が続く梅雨の季節にぴったりな物語。しくしく泣いていた空が泣くのをやめて梅雨が明ける。夏の始まりをお祝いするラストシーン。梅雨明けは嬉しいけど猛暑の到来は歓迎できないなぁ~。(笑)2024/06/01

Shoko

28
図書館本。読み聞かせ。くまのマーくんには雨の降るしとしとという音がしくしく、しくしくと誰かが泣いているように聞こえるのです。そうして、いてもたってもいられなくなると、「泣いているのは誰ですか?」と雨の中を探しに出かけるマーくん。紫陽花、なめくじ、人間の女の子レイちゃんと梅雨空。本当は自分も泣き虫なのに、出会ったみんなを笑顔に元気にしていくマーくん。可愛らしい絵も素敵。優しさに溢れた物語でした。2020/06/20

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