江戸川乱歩推理文庫<br> 妖怪博士;青銅の魔人

江戸川乱歩推理文庫
妖怪博士;青銅の魔人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061952324
  • NDC分類 913.6

内容説明

ギリギリと歯車の音を立てながら、月光を浴びて夜の銀座通りを歩く青銅の怪人!ピストルの弾をも撥ね返す鉄の身体は、追えば煙のように消え失せてしまう。時計という時計を狂ったように盗んでいく魔人の狙いは?「皇帝の夜光の時計」があぶない!戦後初の少年探偵物「青銅の魔人」。「妖怪博士」を併録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

32
1938・49年作品。戦争による10年の空白から復活。変装による入れ替わりの頻繁さは相変わらずで、本当に明智さん? と、ついつい疑いながら読んでしまう。「青銅の魔人」では終戦直後の世相を反映して、戦災孤児による少年探偵団の別働隊が活躍する。ところで、「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」の乱歩による訳語は何とかならなかったのだろうか。ちょっとひどい。2016/10/30

カニック

8
怪しげな表紙ですが少年少女向けの探偵小説です。ツッコミどころもありますが乱歩の作品はやっぱり面白いです。2021/11/20

来古

3
「妖怪博士」(少年倶楽部・1938年)「青銅の魔人」(少年・1949年)「青銅の魔人」の挿画は山川惣治。2018/05/04

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