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出版社内容情報
【内容紹介】
太閤秀吉の死後、天下はふたたび覇権争いの坩堝(るつぼ)と化した。秀頼を擁する石田三成。一方、豊臣恩顧の諸将まで糾合する関東勢。戦雲は無気味な嵐を孕んで、関ヶ原へ関ヶ原へとなびき集まる。だが、目を転ずれば、今こそ政宗にとっても、天下制霸を果たす絶好機ではないのか。政宗の隻眼が光る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
50
秀吉の死。天下は再度派遣争いに突入します。三成率いる西軍と家康率いる東軍の戦雲は嵐のように見えました。今の機会が政宗の天下制覇の絶好の機会なのでしょう。独眼竜を光らせ、政宗もまた争いに巻き込まれていったのかもしれません。2023/02/15
優希
48
秀吉死後、再び覇権争いへと動きます。三成率いる豊臣勢と家康率いる徳川勢による関ヶ原。政宗にとっては今こそ天下制覇できる絶好の機会だったことでしょう。政宗はどのように動くのか興味深かったですね。2022/04/09
しーふぉ
25
関ヶ原の戦いの後のつかの間の平和。政宗の婿となる松平忠輝とその執政大久保長安が登場。戦よりも鉱山開発が得意な一癖も二癖もある長安がこの後の鍵を握る。2016/07/24
koba
23
★★★☆☆2012/10/28
ちび\\\\٩( 'ω' )و ////
19
豊臣の天下統一で日の本の戦国の時代は終焉に向かうと思われたが、秀吉の晩年の醜態によってもうひとうねりの波がやって来る。秀吉亡くなりこのことを予期していたかの様に1人の男が静かにそして大きく動き出す。五大老筆頭・徳川家康ー。この波に政宗も己が大野望を賭ける。しかし家康の緻密かつ用意周到の知略により政宗は窮地に立たされる。天下分け目の大戦がたった半日で終わってしまったのだ。家康と政宗では器量の差に大きな開きがあった。このまま徳川政権の一つの礎石となって終わるのか、、、?政宗の野望はまだ終わらない。2019/08/02