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内容説明
元亀3年(1570)、武田信玄がついに上洛戦の火蓋を切った。天下布武を豪語する信長と呼応した家康は、武田軍を捨て身で三方ケ原に迎え撃つ。この乾坤一擲の家康の雄図をあざわらうかのように、銃後では妻築山殿(瀬名)と、家臣大賀弥四郎の裏切りの罠が、ひそやかにかけられつつあった…。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
170
『★山岡荘八版徳川家康全26巻完読幕府』 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539472?sort=book_count&order=desc 今回は、第五巻、武田信玄死去の巻でした。徳川家康のドロドロの女性関係が気になります(笑)続いて第六巻へ。トータルの感想は、全26巻完読後に。2020/03/17
ともくん
63
家康の身辺で不穏な動きが出てくる。 家臣や、妻の裏切り。 このまま、滅びてしまうのか。 どうやって、乗り切るのか。 巻を追うごとに面白くなってくる。 マンネリなど無いのか。 まだまだ、先は長いが、楽しみでしかない。2019/06/02
さつき
45
ついにやってきた三方ヶ原の戦い。いつになく熱く勝負に臨む家康は、まるで何かに憑かれたようです。忍耐の人の印象が強いですが、やはりそれだけではないですね。前半生を耐えに耐えてきた家康だからこその鬼気迫る戦いぶりです。信玄の死により絶体絶命の窮地を脱しますが、次は内から危機が訪れます。築山殿が、もはや人外の人のようになってきて恐ろしいです。こんな嫁、母、姑は嫌だなぁ…2016/10/26
kawa
40
姉川合戦、三方ケ原の戦いと、戦国の有名合戦を順調、いや苦闘のなかで消化。筑前御前の嫉妬心につけこみ、家康妻子をあやつる大須賀弥四郎の大悪人ぶりが読みどころ。まるで小説のような(あっ、フィクションか)展開にはまり気味で、6巻をすぐ手に取る。2021/12/11
KEI
40
築山殿のドロドロがヒートアップし、岡崎城乗っ取り計画までいってしまいます。史実的にはこの後悲劇があるのですが、これはしかたないという話なってます。ホントとはどうだったのか気になります。大賀弥四郎という人物も実在しているようで次巻を読んだらネットで調べてみます。2020/12/18