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出版社内容情報
山岡 荘八[ヤマオカ ソウハチ]
著・文・その他
内容説明
信長こそ天下統一の大将の器と見た藤吉郎は、うまうまと織田家仕官に成功。人をそらさぬ才覚と骨身惜しまぬ奉公ぶりで信長の気に入られ、とんとん拍子の出世。時あたかも駿河の今川義元、大軍を率いて来襲。藤吉郎の策謀と信長の決断が、歴史に残る桶狭間の奇勝を生む。恋女房寧々も獲得し前途は洋々。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッツ
11
信長に仕官して、有名な城普請まで。口達者な藤吉郎、一歩間違えば死んでそうなくらいしゃべりまくる。これは言い過ぎだろう。寧々は若い癖に負けていない深い読み。信長、濃など兎に角レベルが高すぎる。信長がだいぶ優しい。犬千代は律義で糞真面目。犬千代とのこれからの絡みが楽しみ。2011/11/25
たろう
5
信長に仕官、草履取り、桶狭間の戦い、寧々との結婚と出世街道の開始でワクワク。信長とのやりとりや前田利家との友情が面白い。2014/05/29
ひじり☆
4
秀吉が出生して行くのが面白い。
都人
3
桶狭間が終わって寧々と結婚した所で第二巻はお終い。2020/02/04
あや
3
寧々との出会い〜織田家仕官〜桶狭間〜結納。同著者「織田信長」のアナザーサイドになっていて、周りの人物設定も一致している。信長と共に行動する場面は寧々の視点を使って重複を避けている(ゆえに桶狭間あたりは「信長」の方を読まないと詳しくわからないが)。めきめきと頭角を表す秀吉だが、まだ若く、ともすれば足を踏み外しかけるところを、キレ者の濃姫と寧々が上手く軌道修正してゆく。「信長」の時から感じていたが、歴史小説にしては女性を多く、かつ丁寧に描いており、特に濃姫がひたすらにかっこいい2019/03/13