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内容説明
天下を狙う駿府の今川義元は、遂に総力をあげて美々しく上洛の旅についた。尾張など眼中にない。抵抗すればもみ潰せ。屈服か、滅亡覚悟の抗戦か。信長は秘策を胸に動じない。だが義元が桶狭間に入ったと聞くや、者ども続け、と飛び出した。折から暴風雨襲来。天は、革命児・信長に味方した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
44
いよいよ信長の破天荒さが戦となって爆発します。桶狭間の戦いにより、まわりの人たちの信長を見る目が少し変わったように思えました。面白くなってきましたね。2022/04/08
としちゃん
37
シリーズ2巻。桶狭間の戦いです。歴史の教科書だと、意外さにあっさりと、弱小の織田軍が大軍の今川を破ったことだけが淡々と書いてあるけど、実際は、すごーく戦略的で運も味方してるんですね。それにしても、お公家さんのような格好で出陣している時点で、今川義元はあかん気がするなぁ。その点、義元さえ殺せば勝ちだと発想の転換をした信長はすごい。2018/05/27
ケンケン
27
(401冊目)今回も怒涛の勢いで読み進めました。反信長派との闘い・田楽狭間における奇襲など、読みどころ満載。大うつけの縦横無尽な奇策に大いに味方も敵方も翻弄される…藤吉郎や濃とのあ・うんの呼吸にも唸る! 革命児の快進撃を大いに楽しみたいものです♪2015/05/06
金吾
26
信長が大きく飛躍した桶狭間の戦いの部分は大変面白いです。著者が信長を好んでいることがよく伝わります。2023/02/06
金吾
26
用意周到であり動き出したら一気呵成の信長の魅力に溢れています。前半の山場の桶狭間の戦いは緊迫感を感じながら読めました。2021/06/15