出版社内容情報
うわさのモンスターは、わが家のペット。 イギリス、スコットランドのある一家が、海辺でひろったヘンな卵。ふろばで生まれた生きものは……。ディック・キング・スミスが贈る奇妙な動物物語。 小学中級から
内容説明
カースティが見つけたふしぎなたまごからうまれたクルーソー。おじいさんのガミーによれば、「ケルピー」とか「水馬」とかいうものらしい。最初は小さかったけれど、どんどん大きくなって…。もうおふろのなかじゃせますぎる!カースティ一家のひみつの恐竜物語。小学校3・4年生から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
3
原作名は「The Water Horse」で、直訳すれば、水馬ということにある。これが、(The Sea Horse)なら、タツノオトシゴなのだが、水馬とは、ケルピーのことで、イギリスに伝わる、スコットランド地方の水辺に住むという幻獣だ。馬に魚の尾、藻のたてがみを持つ。性格は臆病で、気が荒く、道端で歩き疲れた人を手綱をつけた若い馬の格好で待ち受けて、背中に乗るとそのまま川をめがけて疾走し、水深が一番深いところで潜ってしまう。上手く懐かせられればどの馬にも劣らない名馬になるという伝説の生き物。2014/04/14
timeturner
2
赤ちゃん時代の恐竜はすごくキュートだし、大きくなっても素直で人なつこい。ところがそのせいでトラブルが起こりにくくなり、いささか盛り上がりに欠ける感も。普通レベルよりはずっと面白いし楽しかったけど、ディック・キング=スミスの作品としては弱かったかな。 2014/06/26
かおりんご
1
児童書。こうやって、ネッシーが誕生したなら、面白いだろうな。おじいさんの変貌ぶりに、驚かされつつ、優しい家族に拾われたクルーソーの幸運に、思いを馳せてしまいます。2010/05/31
さくら🌸
1
映画「ウォーター・ホース」の原作2008/09/08
かどの炭
0
ふつう。2006/02/04