出版社内容情報
クリスマスにふさわしいベストセラー。 ケチで欲ばりで、おまけにクリスマスが大嫌いのスクルージに、夜ごと夜ごとに幽霊が現れて、過去、現在、未来のまぼろしを見せる。恐ろしくて面白い名作。 小学中級から
内容説明
けちで欲ばりのスクルージは、好きなのはお金だけ、友だちとつきあうのも、しんせきの人たちと楽しく食事するのも、おまけにみんなが大すきなクリスマスも大きらいの変人です。ところがクリスマスイブに、そんな彼のところに、あの世からの恐ろしいお客が訪ねてくるところから、この物語ははじまります。この世とあの世の境目でおこったできごとの話なのに、きわめて現実的であり、舞台が今から百年以上も前のロンドンなのに、つい昨日、自分のうちの近くであったように親しみやすいこの作品は、ディケンズが世界の人々に贈ってくれた、最高のクリスマスプレゼントといえるでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わった
14
そういえば読んだことないなと思ったので手に取りました。こんな話だったとは!クリスマスの話だからさぞ楽しいに溢れてるかと思いきや、とても道徳的でした。人は思いがあれば変わることのできるものなんだと教えてくれます。クリスマスという特別な日が、そのことにスポットライトを当ててくれ浮かび上がらせ、わかりやすく伝えています。読むべき本でした。2016/12/15
nanmatuko
5
ずっと昔読んだ気がするが、忘れてしまったので再読。クリスマスの近づくこの時期に、生徒にも読んで欲しい本ですね。2013/11/25
sidus
0
自分を省みさせてくれる。2010/01/07