内容説明
日本文化の大潮流を体系的に書き下ろす初の全集。妙好人赤尾道宗から浅原才市まで、無名の念仏者、草の根の篤信者たちの歴史的実像。良寛・一茶。天真の人と煩悩の人、同時代人の生・宗教・芸術とその浄土教的な彩り。
目次
妙好人―その歴史像（妙好人の原像；近世妙好人登場の歴史的背景；近世妙好人伝の成立；近世の妙好人像；近代妙好人伝の成立；近代の妙好人像）
良寛―その詩と宗教（回想の出雲崎；良寛における愚；良寛における羞恥感；良寛と詩；詩人良寛と沙門良寛；かすかにわれはすみわたるかも；物たちとの対話；『太陽の歌』と「月の兎」；称名念仏の歌）
一茶―煩悩の美しき花（凡夫の詩；一茶と故郷；一茶と芭蕉；一茶と浄土真宗）
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- 和書
- 浄土三部経 英訳と研究
