もんじゅ選書<br> ファラオの食卓―古代エジプト食物語

もんじゅ選書
ファラオの食卓―古代エジプト食物語

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784061922754
  • NDC分類 383.8

内容説明

母なるナイル、永生の館ピラミッド、太陽の子ファラオ、エジプトは長く輝かしい歴史をもっている。ファラオや庶民は何を食べていたのだろう。視座を移すと、歴史が語り始める。「穀物の生産」を取り上げることでナイルの役割、暦、日々の労働が、パンをテーマに生活の技術史が、ビールとワインをテーマに死の儀礼と他界観が、供物となる食べ物から神々と人間の交渉史が、タマネギとレタスをテーマに健康観と生薬の体系が、華やかな饗宴から享楽と降伏感が語られる。ファラオの食卓は、エジプト文明を映す鏡である。

目次

ファラオの食卓
ナイルの恵みと人々
エジプト人はパン食い人
豊かな食卓
魚と禁忌
生薬の体系
エジプトの香り
生命の水・ビール
神々への贈り物
宴の日々

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AkiTakahashi32

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古代エジプト人が、どんな物を食べて、どんな生活をしていたのか。 『食』という視点から歴史を読み解いた本作。 古代の人々も、現代の人たちと変わりなく、仕事終わりにビールやワインを楽しんでいたのだと想像すると、とても面白い。 古代エジプトは、豊かな食生活だったのだなと、本作を読んで改めて再認識した。 時折、ショートストーリーが挟み込まれていて、当時の生活の様子が想像しやすく、読みやすかった。2020/11/05

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