もんじゅ選書<br> 徳川夢声とその時代

もんじゅ選書
徳川夢声とその時代

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784061922709
  • NDC分類 772.1

内容説明

マルチタレントを先取りした一芸能人の生涯。徳川夢声は島根の人。明治・大正・昭和の3代を生き、第一線の芸能人としても、平和の、戦乱のそして戦後の日本をつぶさに知る人。サイレント映画の説明者から俳優、文筆業、タレントと多彩な活躍をひろげ、芸能界の大先達として万人の敬愛をあつめたが、その一生は、悲哀と苦渋の道程でもある。日記、手記、エッセイ…、いまにのこる厖大な資料にいどみ、生前の風貌、そして人生の表裏を見つくした達人の生涯を新しくよみがえらす。

目次

近火―序に代えて
天野雉彦と「趣味講演」
益田の句碑
津和野から来た人たち
父、福原庄次郎
麹町区内幸町の家
福原霊川
近所の人妻
青春彷徨
「シヴィリゼーション」
赤坂葵館
『潜航艇物語』
大正12年9月1日
放送用私設無線電話
「映画芸術の夜は朗らかに明けて行く」
変わる新宿、変わるムサシノ
去るもの 去る人
出処進退
妻入院すショールの色
シルクハットの行方
軍人不信
移動劇団「さくら隊」
自ら奮ひ自ら励まし
「武蔵」過労
『問答有用』全12巻
昭和46年8月1日
天野ナミさんの思い出

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

3
『徳川夢声の世界』(79年刊)の7年後に書かれた、2冊目の伝記。2冊続けて再読。前著では言及がなかった戦後期の描写もあり、戦前期にも微妙に情報が追加されている。

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