内容説明
碁界の頂点に立つ棋士、棋聖名人小林光一打碁集。師父木谷実九段の衣鉢を継ぎ、将来を嘱望された棋才が開花。十段、名人、棋聖と一挙に棋界を席捲した飛翔の軌跡。
感想・レビュー
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kokada_jnet
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講談社から1986年刊行。1984年の『現代囲碁体系・第42巻』を改訂増補したもので、執筆は中山典之五段。この版が出るタイミングで名人・棋聖になったので収録対局が微妙だが。巻末に、妻となり、休場したまま死去した木谷礼子六段との「唯一の公式戦」が掲載されているのが嬉しい。またこのシリーズのカバー絵担当が、ナギ・カツオという方でコミカルかつマニアック。僧侶姿の光一先生が描かれ、左下に「不許葷酒入山門」という言葉。「ナギ・カツオ」でネット検索しても、イラストレーターとしても漫画家としても出てこないのが不思議。2024/12/01
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