感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
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革共同発足が57年、ブント結成が58年。本書初版が88年で三十年史という訳だ。現在それから更に30年が経過した。その30年の重みの方が衝撃的だ。80年代以降の事件史がやけに詳しい。年表の89年は2ページに及ぶのに対し67年は3行だが時代の熱さは及ぶべくもない。最大の相違は、人民の大多数が現状を肯定し社会的な救いを必要としなくなった点である。現在の日本国民は資本主義を受容し社会主義の“救い”は有難迷惑としか感じない。無限拡大という資本主義の本質を理解することなくブラック企業批判するという悲愴な態を示すのみ。2018/06/04
( ̄∀ ̄)
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卒論で新左翼をテーマにした小説を取り扱うことになった。 どこから入っていけばいいのかわからなかったので、とりあえずこの本とウィキペディアで成り立ちから入っていくことにした。2013/05/14