出版社内容情報
もう4歳なのに、おしゃぶりが命の子いる?ヨナタンは4歳。で、ぜったいお気に入りのおしゃぶりがないと、一家は大騒動! そこにおしゃぶり好きな大人があらわれて? 国際アンデルセン賞作家の話題作。 幼児から
内容説明
おしゃぶりがなくなったら、泣いちゃうぞ!国際アンデルセン賞作家の絵本。『かようびはシャンプー』の兄弟編。
著者等紹介
オルレブ,ウーリー[オルレブ,ウーリー][Orlev,Uri]
1931年、ポーランドのワルシャワで生まれる。ユダヤ人であるため、第2次世界大戦中ゲットーやポーランド人区で隠れ住まいをし、ベルゲン・ベルゼン強制収容所で終戦を迎える。戦後イスラエルへ移り、現在エルサレム在住。1956年、ホロコーストの体験を『船の兵隊』で発表。1996年、国際アンデルセン賞作家賞を受賞
グライヒ,ジャッキー[グライヒ,ジャッキー][Gleich,Jacky]
1964年、ドイツのダルムシュタット生まれ。大学ではアニメーションを修める。1995年より絵本を描きはじめる。作家アメリー・フリートとの作品『どこにいるの、おじいちゃん?』(日本では偕成社より刊行)で、ドイツ児童文学賞・ドイツの最も美しい本賞を受賞
もたいなつう[モタイナツウ]
長野県生まれ。ヘブライ大学文学部修士課程実用言語コースを修了。出版社勤務を経て、翻訳業に専念
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
1
最後のページまでずっと、あのおじさんは両親に頼まれて演技してるのかと思ってた……2017/08/06
Olga
1
主人公のヨナタンは『かようびはシャンプー』のイタマルの弟? ヨーロッパでは日本よりおしゃぶりをしている子をよく見かけたような気がする。指をしゃぶるよりいいと言われた。2017/06/03
遠い日
1
おとなだって、“これがなきゃ絶対困る!”っていうものがある。でも。話が子どものおしゃぶりや指しゃぶりや、肌身離さず持ち歩く“ライナスの布”的なものになると、やっぱり、親は心配なんだよね。「もう、いいかげん、やめさせないと……」って。おしゃぶりがなくてはなにもできない4歳のヨナタンの葛藤。おとななのに、おしゃぶりに精神的に依存するおじさん。この対比がおもしろい。おじさんの弱さを見たヨナタンが、おじさんを守ろうとした。ひとの気持ちを思いやることが成長の証。子どもはこうやって、自分で自分を大きくしているのだな。2009/02/22
起死回生の一冊を求めて
0
おしゃぶりのおまもりってそのまま笑 首からぶらさげるのね。以外といいかもしれない笑2023/01/14