出版社内容情報
この大きな口はおまえのためと、狼がいった300年をへても、いまだその物語性をたたえられる、シャルル・ペローの《童話集》が、気鋭の画家バトゥーによって、よみがえった名作『赤ずきん』! 小学中級から
内容説明
「おばあさんのお見舞いにいっておくれ。」と頼まれ、赤ずきんは森へ出かけた。―ペローの名作『赤ずきん』を、色彩の魔術師とうたわれるバトゥーが現代によみがえらせる。
著者等紹介
ペロー,シャルル[ペロー,シャルル][Perrault,Charles]
1628年~1703年。フランスの詩人、批評家、そして童話作家。王属建築総監などの官職にあったが、自作の詩『ルイ大王の世紀』で文学史上の「新旧論争」のきっかけを作り、近代派の論客として活躍した。また、同時期に話し言葉に近い『過ぎし日の物語集または昔話集・教訓つき』(1697年刊)などで童話作家としても活躍
バトゥー,エリック[バトゥー,エリック][Battut,Eric]
1968年、フランス中部・オーベルニュ地方のシャマリエールに生まれる。早くから絵画に興味をもち、カレッジを卒業後、リヨンの美術アカデミーに入学。現在オーベルニュ地方の中心地、パスカルの生地としても有名なクレルモン・フェロン近郊に暮らし、絵本の制作を続けている
池田香代子[イケダカヨコ]
1948年、東京生まれ。著書に、『魔女が語るグリム童話(正・続)』(洋泉社)、『子どもにはまだ早いグリム童話』(光文社)など。訳書にヤーノシュ『大人のためのグリム童話』(宝島社)、エリス『一つよけいなおとぎ話』(新曜社、共訳)、ゴルデル『ソフィーの世界』(日本放送出版協会)、『完訳クラシックグリム童話1~5』(小社刊)など多数。NHKラジオ「ドイツ語」講座の講師をつとめたり、多方面で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
小夜風
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
Cinejazz
takakomama