講談社文庫<br> 遅番記者

講談社文庫
遅番記者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061857902
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

全裸で殺された女性五人の四肢は切断されていた。彼女たちは、なぜ簡単に男の誘いに乗ったのか。事件の謎を追う遅番記者サム・ホーンは、交通事故で亡くした妻のクレアが、上司の編集局長ルールと苦しい恋をしていたことを知った。そして―。『NYタイムズ・ブックレビュー』紙も激賞の傑作ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘブンリー

2
マイクル・コナリーを読んだ後、何かシブそうなのが読みたくて、手に取った本。警察小説というのでもなし、ハードボイルドでもなし、謎解き、犯人探しというのでもない。緻密な心理的描写や人々の描写は私好みで面白かったが、はっきり言って何が言いたいのかよくわからない小説だった。2012/06/08

東森久利斗

1
中身も遅番。カタツムリ並みの展開に、イライラしつつ後半は修行僧の思いで読み進む。アメリカ人の好きそうな典型的な展開と内容。何でこんなに回りくどいんだろう。らしくない…2019/07/20

Neggish

0
女性連続殺人の現場から始まる出だしと後のイメージが大分違う。主要登場人物3人の心理描写と、街や風景、主人公の見た夢の描写が非常に多く、叙情的に丁寧に描きこまれていて、感情移入出来れば良い小説と言えるだろう。でもそれが主であるなら何もおぞましく悲惨な連続殺人事件を舞台にしなくても良いよう気がする。逆にサスペンス、謎解き的なものを求めていたら確実にガッカリする。微妙な小説。2014/09/07

kama

0
★★★ 縦糸に連続絞殺魔事件があるがほとんどは三人の主人公の人生、心理描写が主で、謎解きとして物足りない。2013/11/12

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