内容説明
ポアトウの反乱の首謀者として追われるアンジェリクは、幼い娘オノリーヌを連れて放浪をつづけていたが、港町ラ・ロシェルの新教徒の商人に救われ、その家庭に身をひそめる。だが、日一日と身辺の危険はせまり、ついに国外へ脱出する決心をする。その時、入り江に一隻の正体不明の船が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saba
2
深い森を騎乗で疾駆するのも、船で外海へ乗り出す姿もどちらも彼女らしくて好きだけど、あえて二元論的に分けるならば森=故郷=過去、海=新世界=未来という感じだろうか。ポアトウの森から港街ラ・ロシェルへの逃亡、「天使たちの女侯爵」時代と強烈に紐付いている男デグレとの邂逅と再びの別れ。過去との区切りを感じさせる展開の中で、あの男再登場!あーー面白かった。王の軍勢に追われて逃げている中、レスカ「あの男たちのうちの誰がこの子の父親だ?」アンジェ「(何それ。そんな質問をしている場合か?)」のツッコミには声出して笑った。2016/09/09
倉本彩矢
0
まさに波乱万丈ですね。そろそろ待ち焦がれたあのキャラとの遭遇が近いか、と思ったらもう少し先でした。2012/12/02
punto
0
追記。2007/07/14
ponnelle
0
家にあったからという理由だけで読み進めているシリーズ。にしても波瀾万丈すぎるだろ!(笑 と突っ込みどころ満載。読み始めたのが高1のときだから、かれこれ十年越しか...本当に飛び飛びでしか読んでないので、シリーズ読破までにまだ時間かかりそう...
のんき
0
(整理)