出版社内容情報
【内容紹介】
魔法使いと名指された夫のペイラック伯爵は火刑台の火の中に……。国王の盛大な婚儀の陰で何者かが仕組んだ罠は、アンジェリクを絶望の底に陥れる。財産を没収され、命を狙う敵の魔手から逃れて、パリをさまよう彼女がたどり着いたのは、“奇蹟の宮廷”と呼ばれる乞食たちの闇の王国であった。(全26巻)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃいろ子
3
ワクワクしながら読んてはいるのだが、翻訳が訳がわからない部分が多々あり、、。 最近の翻訳ものはとても読みやすいけれど、、、。 でも、そんな些細なことは忘れてしまうくらい 波乱万丈なアンジェリクの人生。2019/08/13
saba
2
怒濤の展開は、読むのが何度目だとしてもやっぱり前のめりになってしまう。夫を失い自分の身分さえ奪われ、ならず者の巣窟へ流転。でも彼女の逞しさは少しも傷つかない。数多の女性主人公の中でも屈指の好きなヒロインだ、アンジェリク。(アン、おばちゃま、キャサリン、キヴリンに浮舟、実際枚挙に暇がないが…)2016/06/09
ネフェルティア
1
再読。全巻通して一番辛い巻だ。ジョフレにかかる魔法使いの疑惑と裁判、拷問、そして巨大な敵。今後の展開を知っていても、再読していて本当に辛く悲しかった。主人公アンジェリクは、そんなに好きではないけど、ジョフレの肉体的な苦痛と、アンジェリクの精神的な辛さが本当に伝わってきた。辛く悲しい章であるに関わらず、やっぱり完全版が読みたいと思ってしまう。でも、完全版でなくても十分に楽しめた。2013/11/29
みか
0
幸せな結婚生活を送っていたアンジェリク。しかし夫のペイラック伯爵は魔法使いと名指しされてしまう。そこには大きな陰謀があって、アンジェリクは夫のジョフレを救おうとするのだが…。地位も財産も全てを失ったアンジェリク。生きるために乞食たちの闇の王国に住むことになる。この二巻を読み終わったとき、精神的に疲れたと感じました。。。全26巻。しかしまだ2巻が終了したところ。果たして最後までたどり着けるのかな~。2013/03/31
punto
0
追記。2007/03/17