講談社文庫<br> 閨閥―新特権階級の系譜

講談社文庫
閨閥―新特権階級の系譜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 434p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061855625
  • NDC分類 288.2
  • Cコード C0131

内容説明

戦後の日本は、戦前の支配階級の中核だった華族・財閥・地主などを解体し、機会均等の能力主義を基盤に発展してきた。しかし、いままた政界も財界も親の権益をそのまま受け継ぐ世襲が大勢を占めつつある。それらの家系が互いに連なり増殖を続ける強固な“支配のネットワーク”の驚くべき現実を鋭く抉る。

目次

序章 日本は特権閨閥によって支配されている
第1部 政界編(政界官界を網羅する宮沢喜一家;竹下登・総理への階段と血族;政界名門閨閥を誇る安倍晋太郎家;中曽根康弘家にみる閨閥の効用;鈴木善幸家にみる“血の結合”戦略;大平正芳家にみる閨閥の効用;知的エリート集団で固めた福田赳夫家;最高閨閥の一角を占める三木武夫家;閨閥なき田中角栄家の悲劇;長州人脈の最高峰に君臨した岸・佐藤家;苦労人宰相・池田勇人家の戦略的閨閥;超政治エリート家系・鳩山家;保守本流の始祖・吉田茂家)
第2部 財界編(皇后美智子さまの生家・正田家;新ロイヤル家系となった小和田家と川嶋家;日本の最高最大閨閥・安西家;“日本生命”創始者・弘世家;“経営の神様”松下家の閨閥形成;超優良企業トヨタ・豊田家;“日本の大富豪”大正製薬・上原家;日本の建設業界に君臨する“大鹿島”;“西武グループ”総帥・堤家;“東急王国”総帥・五島家;「味の素」創業家系・鈴木家;「三井財閥」創業家・三井家;「三菱財閥」創業家・岩崎家;「住友財閥」創業家・住友家)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

12
竹下登、金丸信、大平正芳、鳩山由紀夫・鳩山邦夫、改めて田中角栄が、好きになった。竹下は福本イズム心酔者の母の薫陶を受けて育つ。心酔しながらも酒の名を「大衆」と変えるくらいで財産丸ごと日共には捧げなかった母のバランス感覚が凄い。竹下も金丸も農地を解放した(金丸は戦前)。金丸は教頭を投げ飛ばして辞職した。両者金権腐敗の権化というイメージだが必然的なのかは判らぬが人生の成り行きかもしれぬ。大平の座右の銘は「永遠の今」。26で夭折した長男の墓碑には「父であり友である大平正芳」と刻む。鳩山兄弟は閨閥無視の恋愛結婚。2018/11/08

御光堂

2
政官財の上層部は今でも明治時代から続く網の目のように張り巡らされた閨閥でガッチリ固められ、それに連なっていないとそこでの成功は望めないとよく分る。例外的に田中角栄は閨閥がなかったために金権に走り失脚した。2020/03/28

てくてく

1
政治、財界の発展と閨閥の形成について、宮沢、竹下、安倍、中曽根、鈴木・・・といった総理大臣経験者から、財閥まで取り上げて紹介したもの。多くの有力家族が血縁関係になっているというのは、やはり末恐ろしいものがある。2014/07/05

挙党協

0
閨閥ってそんなに重要なのか、という認識は置いておいて小ネタ集として面白い。どうでもいいが倉山満はこれをネタ元にしていると気づいた。 しかし挿入されている系図を眺めていると、政局で対立する政治家同士が縁戚ということしばしばで、実に広瀬隆的閨閥陰謀史観の当てにならなさを感じる。2017/02/21

owlman

0
旗をかかげ、民にまたがる。搾るだけ搾る八百長興行。2015/07/14

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