内容説明
誰からも愛されて育った娘、スーザン・ストーン。知的で美しく、ジャーナリズムの世界で脚光を浴びはじめた彼女にとって、退屈な夫の存在だけが邪魔だった。その彼女に１６歳のボーイフレンドができ、美しい胸を眩しげに見つめたとき、華麗にして恐るべきドラマは始まった。果たして彼女は魔性の女だったか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
N田
6
涙ボロボロのあの「とらわれて夏」原作者の作品とは思えない。長編延々と気分が悪くなることが書き連ねられる。ラリー、ジミー、Ｎ田に共通点を今さら見出した。世の中にはほんとに悪い女がいるのは知っているはずなのだが、フェロモンには抗えない悲しさ。2015/09/11
ラス太
2
TVでこの本が原作の映画が放映されるのを知って読み始めたのだけど私の地域では放送されなかったｗそれはともかく、インタビュー形式で書かれた本書は、つまらなくはなかったんだけど、ミステリやサスペンスというより、実際に起きた事件からヒントを得たと著者あとがきにあるようにアメリカの抱える社会の病理をエンタテイメント風味に仕上げた作品。訳者の工夫が素晴らしい。60点。2013/01/19
cathy aya
1
インタビュー形式のミステリで、主人公の女性をそれぞれ関わった視点から語っているのだけど、その立場によって、主人公の見え方が変わって見えて大変面白かった。読んでいるうちに主人公が、通常よりはそこそこできる人間だけれど、本人が思っている程素晴らしい人間ではなく、ちょっと勘違いをしている痛い人に思えてくる。これを映画にしたらどんな風になるのだろう、見てみたいと思ったら、映画化はされているらしかった。機会があったら見てみたいものです。2013/03/06
緋色
0
TO DIE FOR
あや
0
？2009/09/25
