講談社文庫<br> 三階の魔女

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講談社文庫
三階の魔女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061854680
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

隣家に押し入り人質をとった犯人は、真琴に法外な要求をつきつける。心中してくれというのである。「なんですって?冗談でしょ!」憤然とする彼女を、マンションの住人と警察は、無理やり説きふせようとして…。悪魔とくんで非道を行う恐るべき人間は誰?奇想天外な表題作等七編を収録する、推理傑作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

45
山崎洋子さん初読み。この作品読んでいる人も少なくまた表紙絵もなく、何の予備知識も一切なく手に取ったが大正解の作品だった。七編からなる短編集だったが、どの作品も シュールでミステリアスで、そしてスリリングな作品ばかりだった。最後にゾワゾワとくる感覚がたまらなかった。特にお気に入りは「ラブレター」と「人形と暮らす女」「狼女は眠れない」の三作。何だか久し振りに自分好みの本に出会えたな。山崎洋子さんの他の作品もぜひ読んでみたい。☆☆☆☆☆ 2021/03/12

はんげつ

3
アンソロで読んだ「三階の魔女」が気に入って手にとった一冊。ぐいぐい読ませるサスペンス性と、水面下に隠れていた真相が顔を出す意外性。ああ、これこそが短篇ミステリを読む喜び! 一等はさすがに表題作に譲りますが、非常に平均値の高い短篇集だと思います。傑作「三階の魔女」に加えて、誘拐事件の加害者と被害者の間に存在していた構図に胸を打たれる「狼女は眠れない」、人形を赤ちゃんと思い込む女にベビーシッターとして雇われた主人公の恐怖譚「人形と暮らす女」の三作が個人的ベスト3。2020/01/28

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