内容説明
日米「対立と競争」時代に必読の米国の素顔を知る本。アメリカ人は本当のところは、何を考え、どう行動しようとしているのか!?日本の将来の鍵を握る、わかったようでわからない超大国の本音とは。新大統領誕生で、日米関係はこれからどう進展するのか。米国ウォッチャー第一人者による渾身の力作。
目次
第部 線粋政治都市ワシントン
第2部 新しい「階級」の発生
第3部 マスメディアの光と影
第4部 適者と勝者の生存
第5部 最底辺からの大崩壊
第6部 隣人の生活、市民の生活
第7部 アメリカ的政治システム
第8部 ウォール街の「企業家」精神
第9部 アメリカ、その興亡の行方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高橋 橘苑
3
古本購入。不勉強で大森実氏を存じ上げなくて興味本位で読んだが、内容のある書物でした。あとがきで、筆者が現代アメリカの転落史はJFKの暗殺事件がきっかけとなったと著しているが、その後の失政に対する批判が全編の史観の底流となっている。1993年1月、筆者が希望を抱いてクリントン政権誕生を祝福したあとがきを書いてから20年を経て、我々はより困難な状況になってしまった現実に直面している。ロビイスト・格差社会・ネガティブキャンペーン・教育問題等アメリカは全てより悪い方向に向かっているようにしか思えない。2013/09/20
がんぞ
2
現職ブッシュを破って1992年クリントン(徴兵忌避疑惑)当選を受け『アメリカ(の問題点は、改善すべき方向)とは何か』『地球人類のなかで(果たした功罪は?)占めるべき地位とは?』を永住権を得て≪引退≫後、「図書館が年25ドルで使い放題(百冊でも借りられ次期予約が無い限り無限年超可能「喪失推定3%」)ライフワーク『戦後秘史』10巻、『アメリカ史』12巻、『人物現代史』12巻を作れた恩恵はあるが。「減税と軍備強化を両立させる(公共予算を削る)レーガノミクスは米国を疲弊させた」’87ブラックマンデー後の混沌世界で2017/02/03
shiaruvy
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