講談社文庫<br> 本田宗一郎の育てられ方

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講談社文庫
本田宗一郎の育てられ方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061852242
  • NDC分類 289
  • Cコード C0195

内容説明

満足な機械もなかった時代に、自動車修理工としてスタートした男が苦労を重ね、一代にして「世界のホンダ」をつくり上げた。その世界の一流企業を惜しげもなく、血のつながっていない他人に譲り、恬淡として生きる。鮮やかな引き際が象徴する、だれからも愛された魅力あふれる起業家・本田宗一郎のすべて。

目次

第1章 まず奔放な魂があった―貧しい父、母の与えたもの
第2章 時代に育てられる―「偉大なる町工場」の挑戦
第3章 逆境に育てられる―99の失敗と1の成功
第4章 機いたれり、機熟せり―絶頂期に自らを知る
第5章 友人に育てられる―多彩な人脈からなにを学んだか
第6章 パートナーに育てられる―「オヤジ」を助けた人びと
第7章 育つ人間の条件―宗一郎の「思想」と「人間哲学」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おサゲっち

1
仕事を通じ己を磨き、人生を豊かにしていく。仕事の流儀が半端でない独創性やこだわりによって支えられている。刀鍛冶職人だった父親の御葬儀のエピソードから文が入っているのは良かった。受け継がれた職人気質が世界のHONDA創業の形に極まった。2018/08/15

Terry Knoll

1
本田技研創業者、本田宗一郎の評伝。 鍛冶工の父の生き方から「人に迷惑をかけることは人に対する最大の侮辱」と学び、「能率とは、プライベートの生活をエンジョイするために時間を酷使すること」を信条に、スピードを追求した。でも「オヤジ」と慕われたのは、苦しいことは、真っ先に取組む姿をみているから。 株式会社は個人のものではなく、株主・社会のものと、世襲や重役等の血縁者の入社を認めなかった。 創業25周年に社長の座を潔く降りる。 「リーダーかくあるべき」という生き方をした男。今話題のあの人達に読んで欲しい本です。 2018/08/12

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